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ダイレクト・コミュニケーションは社員や家族との絆を深める一つの手段です。今、家族運動会や家族会社見学といった「家族を招いたイベント」を行う会社が増えています。これらを福利厚生の一環ととらえ、取り組む会社を取材してきました。
第7回 家族を含めたコミュニケーション活動が、風通しのよい職場を作る
2010年9月9日
活発なコミュニケーションはチームワーク力を高める
日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト)は約5,400人の社員を抱えるITソリューション企業です。一般的にIT企業で働く社員、特にSEと言われる人たちは、一匹狼というイメージが強くありますが、日立ソフトでは「企業競争力にチームワークは欠かせない」との考えのもと、古くから“働きがいのある会社づくり”、中でもコミュニケーション強化に力を注いできました。その結果、社員の多くが「うちの会社の風通しが良い」「コミュニケーションは取れている」と感じているそうです。2010年10月1日には同じ日立グループの会社である日立システムアンドサービスと合併し、新会社「日立ソリューションズ」として生まれ変わることが決まっています。
現在、日立ソフトは月に一回、紙の社内報「Monthly HitachiSoft」を発行しています。イントラネットでも、全社員が情報の受発信ができる環境を整えるなどしてコミュニケーションを促進。上司・部門を越えて交流を深める懇親会には助成金が出るなど、ユニークな制度もあります。
ファミリーデイは人気の家族イベント
日立ソフトのインナーコミュニケーションは家族もその対象です。家族を含めたコミュニケーションを福利厚生の一環としてとらえることで、社員の働く意欲を高めたいと考えています。
その取り組みの一つが約30年前から行っている「文化体育会活動」です。コミュニケーションの活性化、健康増進を目的に社員とその家族に向けたスポーツ・文化のイベントをほぼ毎月開催。昨年は延べ7,600人が参加しました。

ファミリーデイの企画から運営などすべてを担うのが総務部です。皆で知恵を絞り、参加者が楽しんでもらえる企画を練ります。今年は本社がある東京地区だけでなく、九州・北海道・北陸の各拠点でも同日開催し、各地をテレビ会議システムでつないで行った「ご当地クイズ」は好評を得ました。総務部の下谷さんはファミリーデイについて次のように話します。
「まず目指しているのは、社員が家族と会話をするきっかけを作るということです。会社を実際に見て歩くことで、きっと自宅でもファミリーデイのことが話題になるでしょう。自分の家族が会社に関心を持つことは社員の喜びだと思うので、それがモチベーションの向上につながればと思っています」
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